ぎせい焼き

最初から最後まで付ききりで、一定の弱い火力にて銅板鍋を使用して全体に熱が伝わるように、じっくりと時間をかけ焼き上げます。

表面の状態を見ながらある程度焼いた後、丁寧に焼面を返し反対面を焼きます。

この焼き面の返しの作業を、焼き上がる約五時間の間に手作業にて何度も繰り返します。

ぎせい焼きを仕上げるまでには大変時間と手間がかかりますが、ぎせい焼き本来の味わい風味を常に考え、創業以来いっさいその作り方を変えず今日まで守りつづけています。

焼き上がったぎせい焼きは、ゆっくりと全体に熱を加えることにより徐々に水分が抜けるため、まろやかな味わいに仕上がります。

また、黒ごまの香ばしいかおりの中に、ほのかな甘みがあるのも特徴です。